JSFのライフサイクル

JSFで開発を行う上ではライフサイクルの理解が重要となってくると思います。JSFには6つのフェーズが存在します。

処理順にメモ程度ですが簡単に示したいと思います。

  • Restore View Phase

コンポーネントツリーの抽出もしくは生成を行います。リクエストの値が存在しない場合はRender Response Phaseへ即座に遷移します。

  • Apply Request Values Phase

コンポーネントツリーを走査しリクエストの値を保存します。

  • Process Validations Phase

バリデーションチェックを行います。エラーが発生するとRender Response Phaseへ即座に遷移します。

  • Update Model Values Phase

Beanのプロパティをリクエストの対応する値で更新します。

指定されたアクションメソッドの実行を行いナビゲーションルールに従い次に表示するページの検索を行います。

  • Render Response Phase

レスポンスを次に表示するページのタグに当てはめて結果をブラウザに返します。


以上が6つのフェーズで行っている内容です。

JSFベースの開発においては一連のフェーズで何が行われているかを理解して開発を行うとよりよいものができるのではないかと思います。