構築済みのCentOS7でロケールとタイムゾーンとキーマップの設定
CentOS7(RHEL7)になってだいぶコマンドなどの使用感が変わっていますが、設定済みのOSに日本語のロケール追加とタイムゾーンの変更を行うことがあったので、その時の記録です。
例えば、Vagrantで自前ではなくネットからDLしたBOXファイルを展開するとこれらの設定が英語圏のままなのでそういう時に自前で設定することになると思います。
ロケール
日本語のロケールを組み込んで設定するところまでをコマンドに残します。
まず、日本語のロケールが組み込まれているか確認します。
locale -a
上記コマンドの結果にja_JP、ja_JP.utf8がなければ組み込みます。
sudo localedef -f UTF-8 -i ja_JP ja_JP
locale -a|grep ja
CentOS7で恒久的にロケールを変更するには下記のファイルを修正。
sudo vi /etc/locale.conf
LANG="jp_JP.UTF-8"
タイムゾーン
タイムゾーンをAsia/Tokyoに変更する手順です。
コマンドは上から順に「現在のタイムゾーンの確認」、「変更対象のタイムゾーンの存在確認」、「タイムゾーン変更」です。
今回の場合だと、「変更対処のタイムゾーンの確認」でAsia/Tokyoが存在することを確認してください。
timedatectl status
timedatectl list-timezones | less
・・・
Asia/Tokyo
・・・
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
キーマップ
最後にキーマップです。
日本語のキーマップが存在するか確認。
localectl list-keymaps | less
・・・
jp
jp-OADG109A
jp-dvorak
jp-kana86
jp106
あれば下記コマンドで設定変更。
sudo localectl set-keymap jp106